いい会社をつくりましょう~たくましく そして やさしく~

こんにちは。

  先日、見学させていただいた伊那食品工業さん

  当日の夜は興奮気味で文章がまとまらず、ちょっと時間を空けて投稿させていただきました。

 事前に読んでいた塚越会長の著書。

 いい会社をつくりましょう/塚越 寛

¥1,260

  若いときに肺結核で療養されて、働ける幸せから、何事も与えられた職業が天職。

人件費は費用ではなく、幸せを求めて働く社員への労働対価。

利益とは、健康な事業活動の後に残るカス。

末広がりの永続的な安定成長を求め、急成長を戒める。

等など、独自の経営理念が書かれています。

 

そんな予習をして臨んだ塚越会長の講演。

(私の理解できた範囲の要約なので、乱文すみません。)

・創立20周年で松下幸之助さんの著書を配ったが、

若い頃、知識として得た物が年月と共に発酵され、知恵となっている。

・受験勉強の記憶力重視は、知識の勝負に過ぎない、

時代と共に知識は変わっていく、本当に必要なのは知恵。

・知恵を得ていくには、哲学が必要であり、現代の社会は哲学がない。

昔、一校に藤本操という考え抜いて自殺した学生がいたが、考え抜くとは苦しい。
しかし、物事は考え抜かねば、知恵を得ることはできない。

例えば、「立派」とはなにか?

①人に迷惑を掛けない、②人の役に立つ、③社会や国の役に立つ。

これら言葉の意味を考え、共有することが教育の本質。

・会社の成長の本質とは、売上の増大ではない。

人口減少、市場縮小の中、むやみに成長を図っても、競争相手を蹴落とすだけ。

人を蹴落とす社会に幸せはあるのか。

・では、どう成長するのか? 

去年から今年少しずつでも良くしていく。

例えば、会社の空調を入れ替える。社員の快適が増す。やる気になる。

お金を回せば、景気にも貢献できる。

・かんてんブームの時、一時と思ったが、社員の声で増産した。

その結果、一気に売上が56億円伸びた。 (約150億→約200億円へ) しかし、一時の急成長は歪みを産み、その後停滞。

やっと、今期174億円まで復活してきた。

・ゆっくり成長していけば、改善の余地が多い。

例えば、10年前に急成長企業として雑誌に取り上げられた企業のうち、

今、何社が残っているだろうか。

マスコミは自分の見る視点の失敗を認めないが、

短期に急成長した会社は、永続することができない。

・会社は幸せを作るモノで、利益を目的としてはいけない。

売上-経費=利益+人件費となるべき。

(富山県のインテック:ナカオ社長の意見に同意)

・値下げは消費者の敵である。

値下げすることで、数を売らなければ利益がでない。

安売り競争で、牛丼250円になったが、誰が喜んでいるのか?

コストカットにより生み出された→誰かの犠牲により成り立っている。

結局、安売りとは弱者を困らせる結果となる。

・人件費の圧縮でパート従業員を使ってはいけない。

給料の上昇→社員のやる気→CS上昇→会社イメージ上昇→ブランド化

 →安売りしなくても売れる→商品価格に対する信用力→利益率上昇の良いサイクルが産まれる。

・悪循環がわかっていて「安売り」がなくならない訳

生物と同じで、種の保存の原理。社会は多様性により生き残る。

それぞれに差異がなければ、社会に活力が産まれない。

(美人美男ばかりの社会では、選択肢がなく、子孫を生み出す視点が産まれないはず)

・いい循環への分れ道には、原理原則が働いている。

古来より変わるものではない。例えば宗教の真理を古いという人はいない。

常に永遠の真理とは不変であるはず。

・人の幸せになる権利&義務は宗教からも覗える。

忘己利他の精神が大事であり、我利に進んではいけない。

社会から給付を待つより、自分が社会に何を提供できるか考えるべき。

例えば、著名な方が亡くなったとしても、葬儀で多く香典が集まれば、

寄付という使い方で社会に還元していく方法も考えられる。

・使い方で、どう結果が異なるか。 ただトイレ掃除をさせるだけではなく、常に綺麗にし、便器をキレイなモノのと考えさせれば、汚さない。

(実際にトイレに掲示してありました。) 
・会社の目標に売上成長を掲げるとおかしくなる。
現在の証券市場は売上成長、利益増大を指標としており、上場するべきじゃない。社員や社会への幸福提供度合いで評価されていくべき。

 ・会社も社会の組織も、すべて創業やできた当初ほ目的を明確にもっている。 しかし、時間が経つ毎に、目的を見失いはじめる。

学校PTAや会社の労働組合等、目的からズレている事例が多い。
・会社も目的からズレずに、本質を捉えれば目立つ→いい広告となり、結果として売上が上がる。
・憲法27条の「勤労の権利&義務」を再度評価すべき。
特に義務をしっかり教育していくべきと考える。
などなど、本当に多くの事を教えて頂けました。(*^ー^)ノ

  

その他、会社内部も井上社長や取締役の方々自ら会社を案内頂けて、

深く体感することができました。
(社内の写真撮影は、すべてOKとのこと。太っ腹な井上社長でした。)


機械メーカーに頼らず、独自に工夫した生産ライン

(自社で機械設備部門も保有されています。) 


寒天を晒すのに大量の水を使うが、従業員が長靴を履かなくてもいいよう

改善された工場風景。


粉の部分も、粉がゼロになるよう改善を続けて、
床に粉末が散っていないライン。


他にも多々教えていただいたので、

自分の中で消化していきながら、ブログに載せていきます。

リストラなしの「年輪経営」/塚越寛

*転載時に、画像が消えてしまったので、本文はアメブロをご覧下さい。http://ameblo.jp/sanyo-corporation/


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