帯屋捨松の袋帯です。黒地に金銀輝く糸を何色も使い、複雑な文様を華やかに織り上げています。ヨーロッパの宮殿装飾を思わせる文様は華やかなパーティーから茶席まで幅広く着用頂けます。
京都・帯屋捨松「欧州装飾紋」
琉球本紅型の夏帯です。城間栄一さんの作品は、線の繊細さ、色のメリハリがあり、紅型らしさが際立った作品に仕上がっています。生地も夏駒上布を使い涼しげです。
城間栄一・九寸名古屋帯
「花ブロックにランタナ模様」
爽やかなブルーの縞着尺です。透け感ある楊柳風の生地が、サラリとした風合いで、暑い夏でも着心地は勿論、見られた感も、涼しげに感じてもらえます。薄色の帯とコーディネイトすることで、更にスッキリ涼しげです。
京都・西原「手差し縞模様夏着尺」
珍しい男性用「角帯」の、八重山ミンサーです。〆具合抜群の綿織物です。流行りのターコイズ・エメラルド系の洒落色が、沖縄の海と空のようで、浴衣姿が素敵になること、間違えないです。
石垣島「八重山ミンサー角帯」
お洒落な、ラインストーン鼻緒の、こっぽり下駄です。こっぽりと言っても、草履の型のヒール高なので違和感無く歩いて頂けます。浴衣だけでなく、夏のお洒落着物にもコーディネイト頂けます。
和想庵衿秀「こっぽり下駄」
童話「ブレーメンの音楽隊」の一場面を柄にした名古屋帯です。動物達と窓明り、月はパッチワークで、家と地平線は、桶絞りの技法で製作されています。生地は小千谷紬を使用して、柔らかな風合いで仕上げています。
京都・小袖屋「紬九寸名古屋帯」
来年の干支「戌」のマスコットです。陣羽織は龍村織物謹製「十二吉祥鱗紋」のおめでたい織物で仕上げています。戌も縮綿素材の柔らかな風合いなので、しっかりとした出来上がり度で愛嬌あります。
京都「龍村裂十二支戌置」
https://store.shopping.yahoo.co.jp/sanyo-kimono/6-28200-9800.html?mode=pc
エミールガレのドームランプを描いた染帯です。糸目加工で、染め上げているのでメリハリある柄に仕上がっています。
ランプが輝く温もりまで描かれた細かな京友禅の仕事が施された作品です。
京都・やすむら「染九寸名古屋帯」
黄八丈(黒八丈)の綾織着尺です。「まるまなこ」と呼ばれる織地紋は菱形の文様が、織連なって、とても美しいです。平織りの黄八丈と違い、柔らかでシワになりずらい風合いです。
東京都・八丈島「綾織黒八丈格子柄」
フランス・ブルゴーニュの、ワイン葡萄畑地図を、帯に描きました。地色のボルドーカラーがお洒落感抜群です♪
腹は、チーズとワイン、シャトー・ラトゥールのラベルが、お酒好きの心をくすぐってくれます。
京都・小袖屋「塩瀬染九寸名古屋帯」
差し色の色使いが、お洒落な半幅帯です。両面使って頂ける帯の裏面は、グレーの市松取りとなってます。ユカタだけでなく、綿紬やお召し等の、お洒落キモノの帯としても、ご利用頂けます。
イクス・「カラースティック小袋帯」
干支マスコットの兄弟入荷しました。
前掛けは「経錦・聖宝洋犬文」柄で、パリの礼拝堂にある、タイル装飾をモチーフに織り上げられました。わんこの毛並みは柔らかく、手触り気持ち良い素材です。
京都・龍村美術織物
「干支マスコット戌」
明るいグリーンの花柄小紋です。花弁を一つ一つ丁寧に、手暈しで染上げた、立体的な柔らかな友禅です。生地の地紋も華やかな菱花模様なので、品あるパーティーでも、お召し頂けます。
京都・西原「花散し友禅小紋」
優しい藤色のローケツ染の着尺です。単衣楊流生地の山部分に蝋が乗り、染まらず白く残った柄行きは、自然美ならではの美しさがあります。無地感覚のキモノとして楽しんで頂けます。
京都・小袖屋「ローケツ染着尺」
花紋の装飾を意匠とした袋帯です。シルバーとゴールド色の焼箔風の地が、アンティーク感を醸し出しています。無地・訪問着・付け下げ等品良いコーディネートで楽しんで頂けます。
京都・西陣袋帯
「トルコオーナメント紋」
エキゾチックな更紗模様の半衿です。エメラルドグリーンに染められた縞地紋の丹後生地に鮮やかな金茶色がお洒落です。洒落着物・パーティー着物に、楽しくコーディネートして頂けます。
京都・渡敬「正絹更紗模様半衿」
2015/11
店内改装完了しました。
壁紙とフロアが綺麗になりました。
すっきりと見やすく陳列して、
引続きお値打ちにご提供していきます。
今後とも、よろしくお願いいたします。
太田和さんから仕入れした着物(信州紬:黄色の市松柄)が
『美しいキモノ秋号』に掲載となりました。
(2013年9月発行)
⇒当該商品は、完売いたしました。
思わず引き込まれる『和の文化』
着物に触れていると、色々な発見があります。
実家の仕事として、右も左もわからず飛び込んだ世界。
財務分析と資金繰り改善で、少し余裕がでてきた今、
本を読んだり、職人さんから教えて頂ける幸せを実感しています。
そんな知識を人に伝えることで、『教養』に変えていきたいなと・・・。
専門情報をわかりやすく伝える池上彰さんを目指して、
少しずつですが、アップしていきます。
『扇』の漢字は、本来軽い扉のこと。そこから転じてうちわになったとか。昔話の挿絵には、王様の隣に大きな団扇をもって女性がひかえています。
そんな大きな団扇が日本に伝来すると、コンパクトに収納できる扇子へ。
もともと日本には、薄いヒノキの板を重ねて作る檜扇がメモ帳代わりに使われていたので、畳むアイデアが産まれたのかもしれません。
また、扇子には製作工程ごとに分業されており、中心となる扇骨は、滋賀県の安曇川町や高島市で全国の90%が作られ『高島背骨』と呼ばれます。この『高島背骨』に京都で絵付けされた和紙を貼り『京扇子』として売られているそうです。
⇒ショッピング 扇子もアップしました。
先練駒絽
新潟県五泉で織られた単衣用の生地です。
(特徴)
・絽目が直線で美しく、しっかりした織り。
・シャリ感ある手触り、着崩れしにくい。
・見た目が涼しげ。
『浜ちりめん』
滋賀県長浜市で織られた、一般的に袷用の生地です。
(特徴)
・手触りがソフト、柔軟性に富み、着くずれしにくい。
・シボが高く、伸縮性に優れ、しわの回復も早い。
・多くが地模様のない生地
(歴史)
もともとは『今浜』の地名を豊臣秀吉が『長浜』へ。
秀吉が初めて城主となり、織田信長から(長)一字頂いて命名。*1573年秀吉は、上司の「丹羽・柴田」から一字を取って『羽柴秀吉』を名乗っており、家中のご機嫌伺いに長けていたようです。
西に琵琶湖、東に伊吹山を控えた豪雪地帯。
1752年頃、丹後から縮緬技術が伝わり、井伊家の庇護と地元努力により、発展。
(気候風土)
琵琶湖の軟水が、生糸の精練に適している。
西・東日本を結ぶ交通の要衝で、原料と技術の流入あり。姉川と高時川の水難で困窮し、副業として養蚕&縮緬技術が進む。
(その他)
緯(ヨコ)糸に撚りをかけて織ることで『シボ』ができる。シボの出し方により、一越・古代・変わり・東雲などの種類あり。
紅下染め
黒紋付きの染色で黒染めの前に
紅色に染めてから、上に黒を染める。
黒色に深みを持たす効果あり。
青花
夏の露草花を絞って作った物。
友禅や絞り染めなどの下絵や
裁断位置を示すために使います。
水で簡単に取れますが、熱を加えると取れなくなります。
*化学青花:デンプンとヨードで作った青い液。熱を加えると無色になるので、
天然青花より使いやすく、主流になっている。
藍=インディゴピュア
青色の植物染料。徳島県が有名。
そのままでは水に溶けないので、
発酵させて、灰の抽出液(アルカリ)を入れて溶解させる。
この液に生地を漬けて、空気に晒す作業を繰り返して染めます。
繰り返す回数は、絹で20〜30回、木綿は4回。
合口直し・相口合わせ=色はけ
着物を縫い合わせた際に色焼けや
色違いの部分が合わさって、
縫い目部分に色段が付いたものを
同一色に色を補正する作業。
「雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰル ・・・」
銀河鉄道の夜、セロ弾きのゴーシュ、注文の多い料理店、よだかの星など、興味深い著作の多い宮澤賢治。
先日、花巻の記念館で手帳や営業マン時代の名刺を見てきました。著作の土台となった時代背景や思想、
そして岩手の風土。
真面目に生きていく姿は、心を打ちますね。
亡くなる前の2年間は、炭酸石灰の営業マンとして、単身上京したり、チラシの文言を工夫していたなんて知りませんでした。
与えられた環境でいかに精一杯、工夫するか?
自分に置き換え、6月からの当社決算売出しも、頑張りたいと思います。
『桜が散って、このように葉桜のころになれば、
私は、きっと思い出します。、、、』
こう始まる太宰治の『葉桜と魔笛』
ふと外出先でkindleを操っていて、出会う名作。
本屋さんでは、手に取らない短編。
白鳥庭園の葉桜をみなければ、
検索することもなかったはず。
発展していく技術の利便性に浸りつつも、偶然の出会いに際立つ、旧作の良さ。
知的好奇心を贅沢に満たせる、いい時代に生きていると思います。
お利口に、一直線の最短距離をいくよりも、
きもの姿や文化に親しみ、生活を醸成できる豊かさ。
ふとした瞬間に、楽しみは転がっているかもしれません。
【ご参考:太宰治『葉桜と魔笛』】
http://www.amazon.co.jp/%E8%91%89%E6%A1%9C%E3%81%A8%E9%AD%94%E7%AC%9B-ebook/dp/B009AZGI6Q
サクラ咲く季節。
4月始まりの日本では、スタートの季節ですね。
サクラ=春が常識になっていますが、
先日農業センターで伺ったところ、
もともと『サクラは秋に咲いていた』とか。
原産となるネパールでは秋に咲くそうです。
小春日和の続く秋に咲く桜は、先祖がえりなんですね。
秋に咲いていた品種が、四季のはっきりした地域で生き残っていく為に
冬の冬眠を覚え、春に咲くようになったとのこと。
なんだか示唆に富んでいました。
『常識を疑え』そして『環境に適応せよ』
満開のサクラが、更に凛と美しくみえてくる気がします。
暑さ寒さも彼岸までと申しますが、
昼間の日差しに春の足音を感じます。
ただ日が長くなった一方で、帰り道は小寒く
『春の鳥 な鳴きそ鳴きそ あかあかと
外の面の草に 日入る夕べ』
北原白秋の世界が近づいてきそうです。
着物姿で、鳥の鳴き声を聴きながら、
春の夕暮れを感じてみては、いかがでしょう。
七五三とは・・・
日本では古来より、
三歳は剃っていた髪をのばしはじめる「髪置の式」
五歳は男の子が碁盤の上で吉方に向けて袴を着ける
「袴着の式」という儀式を
七歳は女の子の着物が、それまでの付け紐を取り去り、
着物の脇をふさいで帯を締める「帯解の式」
という儀式を行っていたことに由来します。
また、医療技術の発達していなかった当時、
七歳までの子供は神の子とされ
七歳になって初めて社会の一員として認められたことに由来しています。
これらのことから三歳、五歳、七歳をひとつの節目として、子供が無事に育ったことを祝い、健やかな成長を祈る儀式として神社や氏神にお参りをする行事が定着したのが七五三だと言われています。
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干支【巳】
巳は蛇を表します。
干支の由来は馴染みある蛇を巳に当てられ、言い伝えに怪我をした蛇を助けた随時代の王にそれは美しい宝玉を与えたとか、白蛇を助けた漁師は蛇の恩返しで大金持ちになったという話があります。この話によるのか、蛇は金運にご利益があるとされ、蛇の縁起物を飾る方も多い様です。
干支の由来に、巳は「已」(い「止む」)からこの字を当てたとされ、木々が生長しきって枯れ出す前の衰え始めた状態を指し、方角は南東微南です。
巳年の方の性格は執念深いといわれますが、探究心と情熱があり、ビジネスで成功するともいわれます。
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3月17日~は『お彼岸』
お彼岸は、春分・秋分の日を挟んだ前後一週間。
起源は、サンスクリット語の「波羅蜜多」からとか。
仏の悟りの世界である向こう岸に渡る意味だそうです。
もともと六波羅蜜の修行を積む7日間から、
聖徳太子が仏教信仰を広める為に、先祖供養を結びつけ
先祖の供養や墓参りをする風習になったそうです。
年に2回、セールを行っています。
時期が近づいてきましたら、HP等でもご案内しますが、
ご参考までに、過去のチラシを添付します。
場所:当社
時期:決算月の6月、半期の12月
2014年6月:決算売出チラシ
「キモノで楽しむjazzの夕べ」
2015年8月8日
ご参加ありがとうございます。
皆様のステキな笑顔が見れて幸せです。
また次回開催できるよう、頑張ります。
三陽 七夕の会2013
お忙しい中、ご参加いただき、ありがとうございます。
第61期を無事終えることが出来たのも、本当にお客様のおかげです。
誠にありがとうございます。
新しい期を迎え、心新たに業務へ向き合っていきます。
小さな会社ですが、
オシャレな着物を、名古屋のお値打ち価格でご提供できるよう
日々、業務の改善に努めてまいります。
適正な在庫を保有しつつ、人間味溢れる接客で、
一歩づつ前へ前へ。
第62期も、何卒よろしくお願い致します。
三陽㈱ 今井田尚久
《ご演奏》
尺八:岩田恭彦さま、
お琴:岩田知恵美さま、
杉浦智恵さま
ステキな演奏
ありがとうございました。
2013『三陽 七夕の会』開催のお知らせ
決算売出へのご来店ありがとうございます。
一年間の感謝を込めまして、
今年も七夕の会を開催致します。
会場は、名古屋市東区の料亭『香楽』
皆様のご参加申込、お待ちしております。
日時:2013年7月6日(土)
15:00~18:00
場所:料亭『香楽』名古屋市東区主税町3ー3
会費:12,000円
お問合せは、三陽℡052-211-5821まで
(当日連絡先:今井田尚久 携帯090-1097-0745)