宝尽し文様の九寸名古屋帯です。京友禅らしい華やかな色使い・金加工で無地着物とのコーディネイトでバッチリです。

京都・染の一富司

「塩瀬染九寸名古屋帯」

亀甲柄の組紐です。貝の口の組紐は、しっかりと結べるので人気があります。房が撚房であることも、良く選ばれる理由の一つです。

京都・渡敬「貝の口亀甲帯〆」

帯屋捨松の袋帯です。黒地に金銀輝く糸を何色も使い、複雑な文様を華やかに織り上げています。ヨーロッパの宮殿装飾を思わせる文様は華やかなパーティーから茶席まで幅広く着用頂けます。

京都・帯屋捨松「欧州装飾紋」

夏の麻八寸なごや帯です。大きな格子柄を、羅織と平織り交互に織り上げています。夏紬は勿論、ユカタの帯としてもご利用頂けます。

川口織物「麻八寸羅平帯」

梅雨前に、お洒落な傘が入荷しました。一枚張りの品なので、傘全体を使った大きなデザインと雨漏りしにくいのが特徴です。傘の枝も花が咲いたようにお洒落です。

サンフラワー傘・キャッツ

涼しげな柄の京扇子です。竹加工から紙張りまで、全て国内手作業なので、しっかりした作りとなっています。

経縞模様が涼しげな、八重山上布の帯です。経緯共に苧麻糸を使い、草木染料「藍・椎」で染めた糸で織り上げました。

白保織工房「八重山上布九寸帯」

琉球本紅型の夏帯です。城間栄一さんの作品は、線の繊細さ、色のメリハリがあり、紅型らしさが際立った作品に仕上がっています。生地も夏駒上布を使い涼しげです。

城間栄一・九寸名古屋帯

「花ブロックにランタナ模様」

芭蕉の葉模様の琉球紅型九寸帯です。緑の濃淡を精度良い色入れで、勢いある作品に仕上げています。純国産の縮緬生地「松岡姫」は柔らかく手に馴じむ風合いです。

城間栄順「芭蕉葉模様六通帯」

爽やかなブルーの縞着尺です。透け感ある楊柳風の生地が、サラリとした風合いで、暑い夏でも着心地は勿論、見られた感も、涼しげに感じてもらえます。薄色の帯とコーディネイトすることで、更にスッキリ涼しげです。

京都・西原「手差し縞模様夏着尺」

今年も人気の「あしべ織汗取肌着」です。天然素材の燈芯を主材に、使用してますので、汗をしっかり吸ってくれます。又、補正用肌着としても一年中使用頂けます。

「燈芯あしべ織汗取肌着」

三猿を筆で描き上げた九寸名古屋帯です。塩瀬生地に、味ある風合いで金泥で描かれた猿さん達が、とても愛嬌あります。

京都・染の一富司「塩瀬九寸名古屋帯」

源氏香文様の、塩瀬九寸名古屋帯です。文様の中は、疋田模様で染加工されています。お腹の柄は、お洒落なエメラルドグリーンで、爽やかさを感じさせてくれます。

京都・染の一富司「源氏香紋」

男物の角帯です。今までの定番献上柄で紺・茶・グレー色とはちょっとちがう、織模様・色にこだわりある品です。お手持ちの着物・ユカタを格好良く見せてくれます。

京都・男衆「リバーシブル角帯」

今年も人気、小千谷の縮着尺です。麻100%のオーガニック縮は、シャリ感があり、肌触り、軽さも、夏気持ち良い品です。幅広で織られているので、男性着物としても人気あります。

関松織物「小千谷縮麻着尺」

夏生紬の九寸名古屋帯です。唐絞りされたウサギが、型染された麻の葉・花模様の中で遊ぶ姿がとても愛らしい作品です。単衣・夏のお洒落着コーディネイトに重宝します。

西川織物「雪譜本生紬」

珍しい男性用「角帯」の、八重山ミンサーです。〆具合抜群の綿織物です。流行りのターコイズ・エメラルド系の洒落色が、沖縄の海と空のようで、浴衣姿が素敵になること、間違えないです。

石垣島「八重山ミンサー角帯」

世界最高峰の綿花を使用した長襦袢生地「海島綿」です。柔らかな肌触りと、絹の様な光沢、吸水性の良さと、夏の暑さを涼しく過せるアイテムです。

お洒落な、ラインストーン鼻緒の、こっぽり下駄です。こっぽりと言っても、草履の型のヒール高なので違和感無く歩いて頂けます。浴衣だけでなく、夏のお洒落着物にもコーディネイト頂けます。

和想庵衿秀「こっぽり下駄」

夏のお茶席バッグです。絽目の生地素材に、カワイイ金魚を刺繍した、涼しげな作品です。観劇・パーティーでもお洒落にご使用頂けます。

和想庵衿秀「お茶席バッグ」

素材が「綿シルク」の着物です。爽やか色の楊柳着物は、軽く柔かで、自宅でも洗うことが出来ます。夏の季節に、ゆかた感覚でも着用頂けます。

京都・小袖屋「染綿シルク着尺」

童話「ブレーメンの音楽隊」の一場面を柄にした名古屋帯です。動物達と窓明り、月はパッチワークで、家と地平線は、桶絞りの技法で製作されています。生地は小千谷紬を使用して、柔らかな風合いで仕上げています。

京都・小袖屋「紬九寸名古屋帯」

来年の干支「戌」のマスコットです。陣羽織は龍村織物謹製「十二吉祥鱗紋」のおめでたい織物で仕上げています。戌も縮綿素材の柔らかな風合いなので、しっかりとした出来上がり度で愛嬌あります。


京都「龍村裂十二支戌置」

https://store.shopping.yahoo.co.jp/sanyo-kimono/6-28200-9800.html?mode=pc

蔦柄の訪問着です。ブルーグレーの地色に裾暈しをグレーで染め上げています。白染の蔦柄には、影柄を描くことで、立体感を感じさせます。色数を抑えた、品ある作品です。


京都・染の一富司「蔦流風模様」

エミールガレのドームランプを描いた染帯です。糸目加工で、染め上げているのでメリハリある柄に仕上がっています。

ランプが輝く温もりまで描かれた細かな京友禅の仕事が施された作品です。


京都・やすむら「染九寸名古屋帯」

センスの良い本場結城紬です。業界では「地機飛び100」と呼ばれる、変り柄の100亀甲絣が飛び飛びに配置された作品です。風合い、色、絣のバランスどれをとってもハイセンスです。


茨城県・本場結城紬

京友禅の色留袖です。琳派模様は、柄行・構図・金の色、どこを取っても重みと品格があり、着用される方を素敵で着品ある装いにして頂けます。


京都・菱健「琳派草花模様図」

蔦模様の裾暈訪問着です。糸目・金彩・刺繍を、さりげなく上品に加工されています。生地もタイの生糸を使用しているのでしなやかで、柔らかな光沢が特徴です。


京都「蔦模様京友禅訪問着」

黄八丈(黒八丈)の綾織着尺です。「まるまなこ」と呼ばれる織地紋は菱形の文様が、織連なって、とても美しいです。平織りの黄八丈と違い、柔らかでシワになりずらい風合いです。


東京都・八丈島「綾織黒八丈格子柄」

駒上布の生地に、格子と縞を染め上げた、お洒落な着尺です。夏の暑さに耐えれそうなシャリ感ある素材です。透け感もそこそこあり、風通しも良さそうですよ。


京都・西原「縞格子駒上布着尺」

フランス・ブルゴーニュの、ワイン葡萄畑地図を、帯に描きました。地色のボルドーカラーがお洒落感抜群です♪

腹は、チーズとワイン、シャトー・ラトゥールのラベルが、お酒好きの心をくすぐってくれます。


京都・小袖屋「塩瀬染九寸名古屋帯」

草花を描いた、秋の単衣用、訪問着です。地色のチャコールグレーは、単衣生地に、三度染した深みある色です。スッキリと金彩友禅が華やぐ作品です。


京都・やすむら「秋草花模様訪問着」

沖縄県・南風原地方で織られた市松模様の八寸帯です。風合いは、柔らかく、しなやかな紋織物で、故・赤嶺勝信さんが織られた、入手困難な味ある作品です。


沖縄県・タッチリー八寸なごや帯

差し色の色使いが、お洒落な半幅帯です。両面使って頂ける帯の裏面は、グレーの市松取りとなってます。ユカタだけでなく、綿紬やお召し等の、お洒落キモノの帯としても、ご利用頂けます。


イクス・「カラースティック小袋帯」

カワイイ毬柄の小紋です。生地・染・加工にこだわった、大人のキモノに負けない、手仕事一杯の京友禅作品です。


京都・正木染工「毬文様染着尺」

素敵な黄色の綾織着尺です。草木染糸の香りが香るほど出来立ての作品です。


山下芙美子作「黄八丈」

博多織の八寸なごや帯です。色糸3色で、雪・月・花を織り上げたお洒落な柄です。季節感が無いので、幅広い季節に着用頂けます。


博多織・イクス「雪月花」

城間栄順さんの琉球紅型名古屋帯です。

風鈴の様なハイビスカス「仏桑華」に霞模様を染め上げた、城間家を代表する柄です。生地に小千谷紬を使用したざっくりとした風合いも特徴です。


城間栄順作・九寸名古屋帯

雪輪と亀甲が飛柄となった、付下げです。柄はローケツ染に、手暈しを加工しました。生地も単向きの楊流生地で、涼しげな着心地を楽しんで頂けます。


京都・小袖屋「ローケツ付下げ着尺」

鶯色とグレーの2色で格子を染め上げたお洒落な小紋です。京都・大塚謹製の紬生地はシャリ感ある、着心地抜群の風合いです。


京都・小袖屋「京友禅染格子着尺」

大葉名古屋帯シリーズの新色です。市松の紬生地に暈しを加えた葵模様は、大胆でありながら、品あるコーディネートで楽しんで頂けます。


京都・染の一富司「葵模様染九寸名古屋帯」

お洒落な数寄屋袋です。表生地に麻を使い、ヒョウ柄・レース柄と楽しく作られています。お茶席だけでなく、バックの中の貴重品入れ等にも使用頂けます。


イクス・数寄屋小物袋

琉球花織の九寸名古屋帯です。カワイイ紫地に、南風原では珍しい、横浮織のみで織り上げた作品です。 


沖縄県・手織り工房大城

知念さんの代表名が、

お母さんから息子さんの冬馬さんに替わりました。野蚕糸生地に、波、帆、魚の沖縄の海を描いた作品です。


琉球本紅型「九寸名古屋帯」

柔らかな色がステキな紬着尺です。紅花を下染に使い、草木染料の糸で格子を織り上げました。優しい着姿になって楽しんで頂けます。


米沢・常三郎工房「みちのく草木紬」

以前、「綺麗な花の帯」として紹介しました。スミマセン。「月花美人の花」でした。

お腹に満月🌕が輝いています♪♪


京都・西原「京友禅九寸名古屋帯」

本場結城紬が入荷しました。結城紬ならではの、真綿の柔らかさが、とても魅力です。細かな飛び100亀甲も、地色と共に品良い色合いで仕上がっています。


本場結城紬・飛び100亀甲

牛首紬の様なハリある紬生地に、柔らかな色合いの京友禅で、柄を表現しました。光の当たり方で、桜の地紋が浮きあがるお洒落な作品です。


京都・雅染工「京友禅桜散らし小紋」

染の手拭いです。法隆寺でしょうか、五重の搭と、、柿の木が遠近ある画法で大胆に染上げられています。壁掛けインテリアとしても楽しんで頂けます。

干支マスコットの兄弟入荷しました。

前掛けは「経錦・聖宝洋犬文」柄で、パリの礼拝堂にある、タイル装飾をモチーフに織り上げられました。わんこの毛並みは柔らかく、手触り気持ち良い素材です。


京都・龍村美術織物

「干支マスコット戌」

縮緬生地の九寸名古屋帯です。桶絞り加工で、白く残された短冊部分に、パッチワークと刺繍で、栞模様に可愛く仕上げました。お洒落な装いに楽しんで頂けます。


京都・小袖屋「栞模様名古屋帯」

男性用の雪駄です。鼻緒をデニム、天をプリント生地で加工しました。スポンジ底なので、軽く、履きやすいのが特徴です。


男性ウレタン雪駄「鳥模様」

暈し加減が綺麗な着尺です。グレー・紫・ブルーグレーの3色で構成された霞み暈しは、柔らかく深みがあり、コートとしても上品に着こなして頂けます。


京都・服部染工「染霞暈し着尺」

明るいグリーンの花柄小紋です。花弁を一つ一つ丁寧に、手暈しで染上げた、立体的な柔らかな友禅です。生地の地紋も華やかな菱花模様なので、品あるパーティーでも、お召し頂けます。


京都・西原「花散し友禅小紋」

この草履鼻緒の刺繍、とても細かく、出来映え素晴らしいです。それ以上に、色と柄のセンスが最高です~🎵


和想庵「正絹鼻緒・ワインボトル」

七五三(三歳用)の草履です。大人顔負けの鼻緒と草履台がレベル高いです。しっかりフィットするのと、鼻緒の柔かさが相まって、三歳の子も楽々宮参り出来ちゃいます。


和想庵「お子様草履」

あまり見慣れなくなった、雨コートの反物です。東南アジアのイカットの様な柄行きは、京都西陣で織り上げられた織物です。キモノコートのみでなく、洋服の生地として求められる方もみえます。

来週月曜日より、草履のお誂え会を開催します♪♪800通りのコーディネートの中からS~LLサイズで誂えますので、満足なこと間違えなしです。


京都・衿秀「お誂え草履」

お洒落なトランプ柄の正絹帯揚げです。丹後ちりめん生地に、刺繍加工でトランプを表現しています。パーティー等に活躍してくれる、楽しい逸品です。


京都・衿秀「トランプ模様帯揚」

優しい藤色のローケツ染の着尺です。単衣楊流生地の山部分に蝋が乗り、染まらず白く残った柄行きは、自然美ならではの美しさがあります。無地感覚のキモノとして楽しんで頂けます。


京都・小袖屋「ローケツ染着尺」

花紋の装飾を意匠とした袋帯です。シルバーとゴールド色の焼箔風の地が、アンティーク感を醸し出しています。無地・訪問着・付け下げ等品良いコーディネートで楽しんで頂けます。


京都・西陣袋帯

「トルコオーナメント紋」

来年の干支が、3匹のコブタ"ならぬコイヌの三段重ね♪♪手拭いに染められていて、タペストリーとしても楽しんで頂けます。


京都・加藤萬「柴のトリプル肩車手拭」

博多織の正絹半幅帯です。リバーシブルタイプで、紫の濃淡で楽しんで頂けます。長さも425㌢あるので、変り結びも色々挑戦出来ます♪♪


博多織「はかた小町半幅帯」

九寸の名古屋帯です。見ての通り、「瓢箪から駒」です。瓢箪白部分以外、全て縫いで仕上げられています。午年生まれの方、いかがですか。


京都・小袖屋「変り生地九寸名古屋帯」

雪輪柄が160亀甲の本場結城紬です。100亀甲との違い、一目瞭然です。希少な逸品、良い色です。


本場結城紬「160亀甲飛び雪輪柄」

全体を見ても、多色使いの鮮やかな帯ですが、近づくともっと細やかな色配色が伺えます。フォーマル・お洒落着物両用で楽しんで頂けます。


京都西陣・帯屋捨松

「ペルシャ草花紋袋帯」

エキゾチックな更紗模様の半衿です。エメラルドグリーンに染められた縞地紋の丹後生地に鮮やかな金茶色がお洒落です。洒落着物・パーティー着物に、楽しくコーディネートして頂けます。


京都・渡敬「正絹更紗模様半衿」

毬模様の塩瀬なごや帯です。本糊糸目で描かれた幾何学模様は、手仕事ならではの、柔らかな雰囲気を感じます。緻密な金加工が素敵な、逸品に華やかさを添えています。

京都・村田創苑「毬に霞模様帯」

綿のハンカチですが、スゴロク🎲出来ます。東海道と伊勢参り出来ます♪♪


道中一覧双六柄ハンカチ

2015/11

店内改装完了しました。

壁紙とフロアが綺麗になりました。

すっきりと見やすく陳列して、

引続きお値打ちにご提供していきます。

今後とも、よろしくお願いいたします。

 

雑誌掲載のお知らせ

太田和さんから仕入れした着物(信州紬:黄色の市松柄)が

『美しいキモノ秋号』に掲載となりました。

 (2013年9月発行)

 ⇒当該商品は、完売いたしました。


『へぇ~!』楽しい学び

思わず引き込まれる『和の文化』

着物に触れていると、色々な発見があります。

実家の仕事として、右も左もわからず飛び込んだ世界。

財務分析と資金繰り改善で、少し余裕がでてきた今、 

本を読んだり、職人さんから教えて頂ける幸せを実感しています。

そんな知識を人に伝えることで、『教養』に変えていきたいなと・・・。

専門情報をわかりやすく伝える池上彰さんを目指して、

少しずつですが、アップしていきます。


扇子

『扇』の漢字は、本来軽い扉のこと。そこから転じてうちわになったとか。昔話の挿絵には、王様の隣に大きな団扇をもって女性がひかえています。

そんな大きな団扇が日本に伝来すると、コンパクトに収納できる扇子へ。

もともと日本には、薄いヒノキの板を重ねて作る檜扇がメモ帳代わりに使われていたので、畳むアイデアが産まれたのかもしれません。

また、扇子には製作工程ごとに分業されており、中心となる扇骨は、滋賀県の安曇川町や高島市で全国の90%が作られ『高島背骨』と呼ばれます。この『高島背骨』に京都で絵付けされた和紙を貼り『京扇子』として売られているそうです。

ショッピング 扇子もアップしました。


生地の産地

先練駒絽

新潟県五泉で織られた単衣用の生地です。

(特徴)

・絽目が直線で美しく、しっかりした織り。

・シャリ感ある手触り、着崩れしにくい。

・見た目が涼しげ。

『浜ちりめん』

滋賀県長浜市で織られた、一般的に袷用の生地です。

(特徴)

・手触りがソフト、柔軟性に富み、着くずれしにくい。

・シボが高く、伸縮性に優れ、しわの回復も早い。

・多くが地模様のない生地

(歴史)

もともとは『今浜』の地名を豊臣秀吉が『長浜』へ。

秀吉が初めて城主となり、織田信長から(長)一字頂いて命名。*1573年秀吉は、上司の「丹羽・柴田」から一字を取って『羽柴秀吉』を名乗っており、家中のご機嫌伺いに長けていたようです。

西に琵琶湖、東に伊吹山を控えた豪雪地帯。

1752年頃、丹後から縮緬技術が伝わり、井伊家の庇護と地元努力により、発展。

(気候風土)

琵琶湖の軟水が、生糸の精練に適している。

西・東日本を結ぶ交通の要衝で、原料と技術の流入あり。姉川と高時川の水難で困窮し、副業として養蚕&縮緬技術が進む。

(その他)

緯(ヨコ)糸に撚りをかけて織ることで『シボ』ができる。シボの出し方により、一越・古代・変わり・東雲などの種類あり。


紅下染め

 

黒紋付きの染色で黒染めの前に

紅色に染めてから、上に黒を染める。

黒色に深みを持たす効果あり。

 

 

青花


夏の露草花を絞って作った物。

友禅や絞り染めなどの下絵や

裁断位置を示すために使います。


水で簡単に取れますが、熱を加えると取れなくなります。

*化学青花:デンプンとヨードで作った青い液。熱を加えると無色になるので、

      天然青花より使いやすく、主流になっている。

藍=インディゴピュア


青色の植物染料。徳島県が有名。

そのままでは水に溶けないので、

発酵させて、灰の抽出液(アルカリ)を入れて溶解させる。

この液に生地を漬けて、空気に晒す作業を繰り返して染めます。

繰り返す回数は、絹で20〜30回、木綿は4回。

合口直し・相口合わせ=色はけ


着物を縫い合わせた際に色焼けや

色違いの部分が合わさって、

縫い目部分に色段が付いたものを

同一色に色を補正する作業。




季節のことば

「雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰル ・・・」

銀河鉄道の夜、セロ弾きのゴーシュ、注文の多い料理店、よだかの星など、興味深い著作の多い宮澤賢治。

先日、花巻の記念館で手帳や営業マン時代の名刺を見てきました。著作の土台となった時代背景や思想、

そして岩手の風土。

真面目に生きていく姿は、心を打ちますね。

亡くなる前の2年間は、炭酸石灰の営業マンとして、単身上京したり、チラシの文言を工夫していたなんて知りませんでした。

与えられた環境でいかに精一杯、工夫するか?

自分に置き換え、6月からの当社決算売出しも、頑張りたいと思います。

『桜が散って、このように葉桜のころになれば、

 私は、きっと思い出します。、、、』

 

こう始まる太宰治の『葉桜と魔笛』

ふと外出先でkindleを操っていて、出会う名作。

 

本屋さんでは、手に取らない短編。

白鳥庭園の葉桜をみなければ、

検索することもなかったはず。

 

発展していく技術の利便性に浸りつつも、偶然の出会いに際立つ、旧作の良さ。

知的好奇心を贅沢に満たせる、いい時代に生きていると思います。

 

お利口に、一直線の最短距離をいくよりも、

きもの姿や文化に親しみ、生活を醸成できる豊かさ。

ふとした瞬間に、楽しみは転がっているかもしれません。

【ご参考:太宰治『葉桜と魔笛』】

http://www.amazon.co.jp/%E8%91%89%E6%A1%9C%E3%81%A8%E9%AD%94%E7%AC%9B-ebook/dp/B009AZGI6Q

サクラ咲く季節。

4月始まりの日本では、スタートの季節ですね。

サクラ=春が常識になっていますが、

先日農業センターで伺ったところ、

もともと『サクラは秋に咲いていた』とか。

原産となるネパールでは秋に咲くそうです。

 

小春日和の続く秋に咲く桜は、先祖がえりなんですね。

秋に咲いていた品種が、四季のはっきりした地域で生き残っていく為

冬の冬眠を覚え、春に咲くようになったとのこと。

なんだか示唆に富んでいました。

『常識を疑え』そして『環境に適応せよ』

満開のサクラが、更に凛と美しくみえてくる気がします。


暑さ寒さも彼岸までと申しますが、

昼間の日差しに春の足音を感じます。

ただ日が長くなった一方で、帰り道は小寒く

『春の鳥 な鳴きそ鳴きそ あかあかと

 外の面の草に 日入る夕べ』

北原白秋の世界が近づいてきそうです。

着物姿で、鳥の鳴き声を聴きながら、

春の夕暮れを感じてみては、いかがでしょう。

 

日本の風習

被布コート
被布コート

七五三とは・・・

日本では古来より、

三歳は剃っていた髪をのばしはじめる「髪置の式」

五歳は男の子が碁盤の上で吉方に向けて袴を着ける
「袴着の式」という儀式を

七歳は女の子の着物が、それまでの付け紐を取り去り、
着物の脇をふさいで帯を締める「帯解の式」
という儀式を行っていたことに由来します。

 

また、医療技術の発達していなかった当時、
七歳までの子供は神の子とされ
七歳になって初めて社会の一員として認められたことに由来しています。


これらのことから三歳、五歳、七歳をひとつの節目として、子供が無事に育ったことを祝い、健やかな成長を祈る儀式として神社や氏神にお参りをする行事が定着したのが七五三だと言われています。

 

 関連商品は→【七五三関連商品】

干支ハンカチ
干支ハンカチ

干支【巳】

巳は蛇を表します。

干支の由来は馴染みある蛇を巳に当てられ、言い伝えに怪我をした蛇を助けた随時代の王にそれは美しい宝玉を与えたとか、白蛇を助けた漁師は蛇の恩返しで大金持ちになったという話があります。この話によるのか、蛇は金運にご利益があるとされ、蛇の縁起物を飾る方も多い様です。

干支の由来に、巳は「已」(い「止む」)からこの字を当てたとされ、木々が生長しきって枯れ出す前の衰え始めた状態を指し、方角は南東微南です。

巳年の方の性格は執念深いといわれますが、探究心と情熱があり、ビジネスで成功するともいわれます。

 

関連商品→【干支関連商品】

3月17日~は『お彼岸』
お彼岸は、春分・秋分の日を挟んだ前後一週間。

起源は、サンスクリット語の「波羅蜜多」からとか。
仏の悟りの世界である向こう岸に渡る意味だそうです。

もともと六波羅蜜の修行を積む7日間から、

聖徳太子が仏教信仰を広める為に、先祖供養を結びつけ

先祖の供養や墓参りをする風習になったそうです。


過去のお知らせ

年に2回、セールを行っています。

時期が近づいてきましたら、HP等でもご案内しますが、

ご参考までに、過去のチラシを添付します。

場所:当社

時期:決算月の6月、半期の12月

2014年6月:決算売出チラシ


クリスマスセール【11月25~30日】商品画像




「キモノで楽しむjazzの夕べ」

2015年8月8日

ご参加ありがとうございます。

皆様のステキな笑顔が見れて幸せです。

また次回開催できるよう、頑張ります。

 

三陽 七夕の会2013
お忙しい中、ご参加いただき、ありがとうございます。

第61期を無事終えることが出来たのも、本当にお客様のおかげです。

誠にありがとうございます。
新しい期を迎え、心新たに業務へ向き合っていきます。
小さな会社ですが、

オシャレな着物を、名古屋のお値打ち価格でご提供できるよう

日々、業務の改善に努めてまいります。
適正な在庫を保有しつつ、人間味溢れる接客で、

一歩づつ前へ前へ。
第62期も、何卒よろしくお願い致します。
                        三陽㈱ 今井田尚久

《ご演奏》

尺八:岩田恭彦さま、

お琴:岩田知恵美さま、

   杉浦智恵さま

ステキな演奏

ありがとうございました。

2013『三陽 七夕の会』開催のお知らせ

 

決算売出へのご来店ありがとうございます。

一年間の感謝を込めまして、

今年も七夕の会を開催致します。

会場は、名古屋市東区の料亭『香楽』

皆様のご参加申込、お待ちしております。

 

日時:2013年7月6日(土)

   15:00~18:00

場所:料亭『香楽』名古屋市東区主税町3ー3

会費:12,000円

お問合せは、三陽℡052-211-5821まで

(当日連絡先:今井田尚久 携帯090-1097-0745)

過去の商品画像

夏の単衣、入荷しました。
夏の単衣、入荷しました。
紬【紅花もじり】、帯【バテッィク染】
紬【紅花もじり】、帯【バテッィク染】

透かし切り模様扇子

鳥獣戯画模様を透かし切りされた涼しげな扇子。竹の艶やかさと生地の温柔らかな風合いが魅力的な品です。
#大原商店
#男専科#三陽きもの#三陽#sanyokimono 

本場筑前紗八寸なごや帯「遊紗」

本場筑前博多織・
紗八寸なごや帯「遊紗」
名前の通り、紗生地を波筏織することで縞模様が揺らいで織上がっています。筑前織物さんらしい涼しげな品です。
#筑前織物#遊紗#博多織#紗八寸#三陽きもの#三陽#sanyokimono 

浴衣下駄と竹籠

京都・大原商店さんの共生地で誂えた浴衣下駄と竹籠です。日本製の桐台は軽く木目がとても綺麗です。竹籠は軽くて弾力があり、手に馴染みます。
#大原商店#三陽きもの#三陽
#下駄#巾着#竹籠#sanyokimono 

栗山和染紅型九寸名古屋帯

栗山吉三郎さんの和染紅型です。沖縄の本紅型とは異なる、優しい色の組み合わせが特徴的です。麻素材に染め上げた夏の名古屋帯は、絹紅梅などの浴衣にもコーディネイト頂けます。
#三陽きもの#sanyokimono #栗山吉三郎#栗山紅型#三陽

二重紗露草模様九寸名古屋帯

二重紗(にじゅうしゃ)の九寸名古屋帯です。
表の紗生地に白を基調とした露草と、濃緑地の帯芯には金彩で露草を描いた職人技の逸品です。
#二重紗#三陽きもの#露草#三陽#sanyokimono 

お洒落小紋の新柄が上がってきました。

従来の無地生地から、紗綾形の地紋生地となり、万筋文様に深みが増した作品となりました。


京都・染の一富司「万筋洒落江戸小紋」